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薬効薬理(非臨床試験)

(1)胸膜癒着作用(ラット、イヌ)1,2)

ラットに胸膜腔内投与したNPC-05は、投与後28日に全例で胸膜癒着又はフィブリン沈着を認めました。同様の方法で検討されたイヌにおいても投与28日後に全例で胸膜癒着を認めました。また、いずれも、肺周囲部において炎症性細胞浸潤及び線維化を認めました。

(2)胸膜癒着作用(ウサギ)3)

ウサギに胸膜腔内投与したタルクは、用量に依存して胸膜癒着、線維化、炎症反応の増加を認めました。

(3)投与方法による効力の差異(ブタ)4)

タルクを胸膜腔内に投与する2つの方法であるスラリー法(懸濁して投与する方法)と噴霧法(粉末を噴霧する方法)による胸膜癒着の程度は、投与法による差異を認めませんでした。
なお、ユニタルクの投与法はスラリー法のみです。

(4)胸膜癒着法の比較検討(イヌ、ブタ)

イヌでの検討5)

ガーゼによる機械的な擦過法とタルク投与は強い胸膜癒着を認めましたが、外科的な開胸手術を伴うガーゼ擦過法よりもタルク投与は侵襲の少ない簡便な方法として望ましいと考えられました。
なお、ユニタルクの投与法はスラリー法のみです。

ブタでの検討6)

タルクによる胸膜癒着術では、ブタ成獣6匹中5匹に十分な胸膜癒着、切開面と離れた部位の胸膜癒着及び線維化を認め、ミノサイクリンでは、十分な胸膜癒着は6匹中1匹に認められました。
なお、ユニタルクの投与法はスラリー法のみです。

その他の薬理作用(ウサギ、モルモット)

主要文献
  1. 社内資料: ラットの単回胸膜腔内投与毒性試験
  2. 社内資料: イヌの単回胸膜腔内投与毒性試験
  3. Light RW, et al. Chest. 1995; 107(6): 1702-6
  4. Cohen RG, et al. Ann Thorac Surg. 1996; 62: 1000-4
  5. Bresticker MA, et al. Ann Thorac Surg. 1993; 55: 364-7
  6. Whitlow CB, et al. Surg Endosc. 1996; 10: 1057-9
  7. Marchi E, et al. Chest. 2004; 125(6): 2268-77
  8. Vargas FS, et al. Chest. 2002; 122(6): 2122-6
  9. Dogra RKS, et al. Toxicology. 1977; 7: 197-206
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